お知らせ詳細

国際音楽祭ヤング・プラハ in Tokyo コンサート 2020

コロナウィルス感染が蔓延し開催が危ぶまれるなかで第29回 国際音楽祭ヤング・プラハを無事終えることが出来ました。9月10日にプラハのチェコ共和国上院ワルトシュタイン宮殿メイン・ホールでオープニング・コンサートを開催し、9月22日にルドルフィヌム、スーク・ホールのファイナル・コンサートまで、計12回のコンサートを開くことが出来ました。
主催者にとって、この成功は幸運にも恵まれたもので、天国におられるコステツキー教授、チャスラフスカ様、ドヴォルザーク三世様が見守って下さったとすら感じております。毎年、ヤング・プラハを支援して下さっている団体、企業、個人の皆様には、ご自身が大変な状況であるにも拘わらず、物心両面にわたり力強い応援をして下さいました。その熱い応援がなければ今年の音楽祭は開催出来ませんでした。心から御礼申し上げます。
また、ヤング・プラハ チェコ実行委員会に心から感謝いたします。諸氏の八面六臂の活躍がなければ今年の音楽祭はこのような形で終えることは出来ませんでした。

恒例の駐日チェコ共和国大使館で開催される In Tokyo Concertは、コロナウィルスが拡散しつつある現況下、開催が危ぶまれましたが、大使館の暖かいご理解とご支援のもと、11月20日に三密を避け、リモート・コンサートで開催する運びとなりました。過去ヤング・プラハに参加され、今は第一線でご活躍中のOB/OGの方たちに演奏をお願いしました。彼らの溌剌とした演奏をお楽しみ下さい。

11月20日午後7時からYouTubeライブで暫定的に、数日後には制作・編集を終えた完成版を本ページに掲載いたします。

フレンズ会員の皆様には後日、演奏を記録したDVDを郵送いたします。

2020年11月12日
一般社団法人国際音楽祭ヤング・プラハ実行委員一同


11/16日追記

いつもヤング・プラハをご支援いただき心から御礼申し上げます。

上記ご案内では今週金曜日(11月20日)にライブ・コンサートを実施する旨を申し上げましたが、現在、我々が実施できるライブでは映像、特に音が低品質で、それを引き上げるには特別なエンコーダが必要であることが分かり、関係者一同で協議の結果、直前ではございますが、ライブ・コンサートは見送ることといたしました。
楽しみにしてくださった皆様には急なご案内となり、混乱を招いてしまい、大変申し訳ありませんが、何卒ご理解をいただきますようお願い申し上げます。

今回はクラシック音楽撮影を長年やってこられたプロの方にお願いし、高品質の映像を撮影・録画編集して、後日ヤング・プラハのYouTubeに掲載いたしますので、是非そちらをご覧いただければ幸いです。 YouTube掲載の詳細につきましてはこちらにてご案内させていただきます。

2020年11月16日
一般社団法人国際音楽祭ヤング・プラハ実行委員一同


コンサート詳細

11/20(金)
国際音楽祭ヤング・プラハ in Tokyo コンサート 2020

日 時:2020年11月20日(金) 19:00開演
会 場:チェコ共和国大使館 レセプション・ホール
主 催:一般社団法人国際音楽祭ヤング・プラハ
後 援: チェコ共和国大使館、CZECH CENTRE TOKYO
協 賛:株式会社千代田テクノル、株式会社重松製作所、長島 十四男、平 奎子
協 力:カルべピアノ工房
謝 辞:ヤング・プラハ フレンズ会員の皆様

プログラム
副島 理世 ・ 岩下 真麻 ( Trombone + Piano )
A. ヴィヴァルディ : チェロ ソナタ 第1番
Antonio Vivaldi : Cello Sonata No.1
(1678-1741) Largo-Allegro-Largo-Allegro

A. プライヤー : 愛の想い
Arthur Pryor : Thoughts of Love
(1869-1942)

林 裕人 ・ 新居 由佳梨 ( Tuba + Piano )
A. レベデフ : コンチェルト アレグロ(演奏会用アレグロ)
Alexey Lebedev : Concert Allegro
(1942-1993)

R. シュトラウス : 万霊節
Richard Strauss : Allerseelen
(1864-1949)

G. ジェイコブ : テューバ組曲 より
Gordon .Jacob: From Tuba Suite
(1895-1984)
Hornpipe
Mazurka
Galop

--休憩を挟んで--

山根 一仁 ( Violin Solo )
J.S.バッハ : 無伴奏ヴァイオインパルティータ第2番BWV1004よりシャコンヌ
Johann Sebastian Bach : Partita No.2 for Solo Violin BWV1004 Chaconne
(1685-1750)

古海 行子 ( Piano Solo )
L.ヤナーチェク : 「霧の中で」 第1曲 アンダンテ
Leoš Janáček : 「V mlhách」 I Andante
(1854-1928)

F.リスト : バラード第2番
Franz Liszt : Ballade No.2
(1811-1886)

出演者プロフィール

副島理世 副島理世(トロンボーン)第23回出演

2006年 東京藝術大学附属音楽高校入学
2007年 日本ジュニア管打楽器コンクール3位
2009年 東京藝術大学附属音楽高校卒業
2009年 東京藝術大学入学
2011年 東京藝術大学中退
2011年 ベルリン ハンス・アイスラー音楽大学入学Olaf Ott師に師事
2013-14年 ブランデンブルク州立フランクフルト交響楽団研修生
2014年 第25回PMF(パシフィック・ミュージック・フェスティバル)アカデミー生
2016年 ベルリン ハンス・アイスラー音楽大学卒業
2016年 ヴュルツブルク音楽大学大学院入学Andreas Kraft師に師事
2018年 ヴュルツブルク音楽大学Musik Publikコンサートシリーズソリスト、リュークハイムVorhang auf
コンサートシリーズソリスト
2019年 ヴュルツブルク音楽大学修士課程修了
2019年- ベトナム・ハノイSun Symphony Orchestra 副首席トロンボーン奏者


林 裕人 林 裕人(テューバ)第23回出演

1990年神奈川県生まれ。12歳の時にテューバを始める。 2009年、横浜市立櫻丘高等学校を卒業後、東京藝術大学音楽学部器楽科に入学。2012年、在学中に公益財団法人名古屋フィルハーモニー交響楽団入団。2013年、同大学卒業。卒業時にアカンサス音楽賞、同声会新人賞を受賞。同声会新人演奏会出演。2014年5月、名古屋フィルハーモニー交響楽団第413回定期演奏会にてRalph Vaughan Williams作曲、テューバ協奏曲を当時常任指揮者のMartyn Brabbins氏と共演。公益財団法人アフィニス文化財団の海外研修助成を受け、ドイツ・ミュンヘンへ留学。留学中にバイエルン放送交響楽団に度々客演。参加した中で当時音楽監督のMariss Jansons氏指揮の「ツァラトゥストラはかく語りき」はライブ演奏が収録され、BR KLASSIKからリリースされている。同オーケストラのハンブルク、エルプフィルハーモニー公演のツアーに参加。第9回日本Jr管打楽器コンクールテューバ部門金賞(第1位)、第30回日本管打楽器コンクールテューバ部門入選。 現在、名古屋フィルハーモニー交響楽団テューバ奏者。愛知県立芸術大学、名古屋音楽大学にて各非常勤講師として後進の指導に努める。Legacy Brass Quintet、The Labor Brass、Infinity Tuba Qualtet各メンバー。ens Bjorn Larsen、Rex Martinのマスタークラスを受講。


山根一仁 山根一仁( ヴァイオリン)第25回出演

1995年生まれ。第79回日本音楽コンクール第1位。岩谷賞(聴衆賞)など副賞の他、全部門を通じて最も印象的な演奏、作品に贈られる増沢賞も最年少受賞。中学生の1位は26年ぶりの快挙。これまでにバーミンガム市交響楽団、ミュンヘン交響楽団、プラハ⁼カメラータ、NHK交響楽団をはじめ国内外のオーケストラと共演を重ねる。ソロリサイタルの他に室内楽ではベルリンフィル五重奏団、P・ウィスペルウェイ、N・メンケマイヤー等と共演、名手からの信頼も厚い。テレビ、ラジオではNHK『ららら♪クラシック』、『クラシック倶楽部』、NHKFM『名曲リサイタル』、TV朝日『題名のない音楽会』等に多数出演している。 横浜文化賞文化芸術奨励賞(最年少)、岩谷時子音楽財団Foundation for Youth賞、青山音楽賞新人賞、出光音楽賞、ホテルオークラ賞等受賞。明治安田クオリティオブライフ文化財団奨学生。現在、ドイツ国立ミュンヘン音楽大学在籍クリストフ・ポッペン氏に師事。 http://kazuhitoyamane.jp/


古海行子 古海行子(ピアノ)第28回出演

第4回高松国際ピアノコンクールにおいて日本人として初めて優勝。第11回パデレフスキ国際ピアノコンクール(ポーランド)にて第3位入賞。これまでにピティナピアノコンペティション全国決勝大会G級金賞、福田靖子賞選考会第1位、ショパン国際ピアノコンクール in ASIAアジア大会プロフェッショナル部門金賞。日本コロムビアのOpus OneレーベルよりCDデビュー。日本はもとより、アメリカ、イタリア、ポーランド、チェコ、ルーマニアなどで数多くのコンサートに出演する。東京フィルハーモニー交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、瀬戸フィルハーモニー交響楽団、ハノイ・フィルハーモニー管弦楽団等と共演する。2020年度公益財団法人ロームミュージックファンデーション奨学生。 昭和音楽大学卒業。現在、昭和音楽大学大学院音楽研究科修士課程1年、同附属ピアノアートアカデミー在籍。江口文子氏に師事。


新居由佳梨 賛助出演:新居由佳梨(ピアノ)

東京藝術大学、同大学院を経て、スイス国立ジュネーヴ音楽院修了。パリでのショパン・フェスティヴァルやリサイタルシリーズに出演、オーケストラと共演。第7回イタリア・モノポリ国際ピアノコンクール第3位、日本音楽コンクール入選など受賞多数。 帰国後は、スタインウェイ・ジャパン(株)によるYoung Virtuoso Series、旧東京音楽学校奏楽堂デビューコンサートシリーズ、ホロヴィッツのピアノ(No.314503)による記念コンサート、ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンへの出演など、幅広く活躍。伝説のバイオリニスト、イダ・ヘンデル氏とのCD共演の他、オリヴィエ・シャルリエ氏を始め国内外の著名器楽奏者との録音・共演も数多く、安定感ある技巧と細やかな心配りで室内楽奏者としても厚い信頼を寄せられている。日本音楽コンクール・バイオリン部門にて共演賞を2度受賞。 CD「メランコリー」をスタインウェイレーベルより、「ラヴェル名曲集」をソニー・ミュージックダイレクト/ミューズエンターテインメントよりリリース。東京藝大伴奏助手を経て、洗足学園音大ピアノ科非常勤講師。シュピール室内合奏団ピアノ奏者。スタインウェイ・アーティスト。 http://yukariarai.com/


岩下真麻 賛助出演:岩下真麻(ピアノ)

熊本県生まれ。東京藝術大学ピアノ専攻、同大学院修士課程室内楽専攻を修了。サントリーホール室内楽アカデミーフェロー。東京藝術大学室内楽科教育研究助手。九州交響楽団など国内外のオーケストラと共演。クラシックに縁のない人へ演奏を届けることにも積極的で、被災地での慰問演奏や、地域コミュニティへの出張演奏を行う。

国際音楽祭ヤング・プラハ in Tokyo コンサート 2020(YouTube)

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